画像の一部をぼかす - ぼかし(1)-概要
デジカメやスマートフォンで撮った写真をFacebookやインスタグラムなどSNSに簡単にアップし楽しむことができます。
でも写真にまったく知らない人が写っていたり、あるいは顔出しNGだったり なんてこともあるかも。 そんな時、どうします?
消しゴムで ゴシ ゴシ と消えればいいのですが・・・
当ページでは、フォトショップエレメンツの「ぼかしツール」を使用し、画像の一部をぼかす操作を説明します。
■ 画像の一部をぼかす イメージ
画像の一部をぼかす - 操作方法
1.画像の表示
(1)画像を開く
ファイルの開き方は、「ファイルを開く」を参照ください。
(2)画像の表示
サンプルでは、画像解像度 500×375pxの画像が、表示倍率 100%で表示されています。
パネルエリアには、レイヤーが一つ(背景レイヤー)です。
2.ぼかしツールの選択
(1)ぼかしツールの選択
<関連ツール>
ツールボックスから「ぼかしツール」を選択します。
なおツールボックスに「ぼかしツール」が表示されていない場合もあります。
その時、次の関連ツールが表示されており、それを選択し、後述のツールオプションバーから「ぼかしツール」を選択します。
<関連ツール>
①ぼかしツール
②シャープツール
③指先ツール
(2)ツールオプションバーの表示
タスクバーの「ツールオプション」ボタンを押下すると、
ツールオプションバーが表示されます。
その左端に関連ツールがあり、
ぼかしツールが、選択されていることを確認/選択します。
(3)ツールオプションの設定
ブラシツールのオプションを設定します。
<モード>
ぼかす方法を設定
<ブラシ>
ブラシ先端の種類(輪郭がクッキリのブラシ、ボケているブラシなど)を設定
<サイズ>
ブラシのサイズをピクセル数(px)で設定、写真のぼかす部分の大きさにより設定
サイズは、スライダーをドラッグあるいは、右側の数値部分をクリックし、直接ピクセル数を設定
<強さ>
ぼかし効果の強弱度合いを設定
このサンプルでは、モード:通常 ブラシ:ハード円ブラシ(輪郭クッキリ) サイズ80px 強さ100%を設定しています。
3.ぼかし操作
(1)ぼかし操作
マウスポインターを画像の上に持っていくとポインターが、丸印(黒〇印)に変わり表示されます。そのサイズは、ツールオプションで設定したサイズ値(ピクセル)です。
ぼかす部分の大きさによりその値を調整します。
ぼかす部分をドラッグあるいはクリックするとぼかし効果が表れます。
ボケ具合を確認しながらドラッグあるいはクリック操作を続けます。
サンプルでは、ペンギンさんの顔から足までドラッグし全体をぼかしています。
(2) 完成イメージ
ペンギンさんのぼかし 顔から足まで体全体をぼかしました。
できあがり~~~!
4.取り消し/やり直し操作
<タスクバー>
<メニューバー>
画像編集時の取り消し/やり直しの時には、タスクバーの「取り消し」/「やり直し」ボタンを使用します。
またメニューバーの「編集」、「取り消し」/「やり直し」の選択でも操作できます。
ショートカットもあります。
取り消し:Ctrl + Z
やり直し:Ctrl + Y
5. 画像ファイルの保存
ファイルの保存は、「ファイルを保存」を参照ください。