斜め画像の変更 角度補正 - 概要
『水平線は斜めだ!』 と世間の常識を覆すような写真を撮り、今までホームページ掲載を諦めていた方は、きっと多いことでしょう。。。そうでもないかぁ~。 運営者だけかも (^^ゞ
傾きのある斜めの水平線画像もフォトショップエレメンツの角度補正により。。。
あらっ!! 不思議な世界が広がります。
当「角度補正」ページでは、横方向(縦方向も)に傾きのある画像を補正する操作を説明します。
■ 角度補正イメージ ■
<パターン1 サイズに合わせて拡大/縮小>
水平に撮ったのつもりの写真
5184×3888px から 5450×4250pxに拡大
余白は残る(実画像部分はそのまま残るイメージ)
<パターン2 背景を削除>
水平に撮ったのつもりの写真
5184×3888px から 4879×3491pxに縮小
余白と補正箇所は切り抜かれる
角度補正&トリミング - 操作方法
1.画像を開く
ファイルの開き方は、「ファイルを開く」を参照ください。
2.画像の表示
画像が、表示されます。
サンプルでは、画像解像度5184×3888pxの画像が表示倍率9.71%で表示されています。
体を斜めにし見てもやはり傾いていますね。
3.角度補正ツールの選択
(1)角度補正ツールの選択
ツールボックスから「角度補正ツール」を選択します。
タスクバーから「ツールオプション」を選択すると、ツールオプションバーが表示されます。
(3)角度補正ツールの3つのパターン
補正ツールには、3つのパターンがあり、ツールオプションバーの左端に表示されています。
<角度補正ツールのパターン>
①サイズに合わせて拡張/縮小
②背景を削除するように切り抜く
③オリジナルサイズに切り抜く
①サイズに合わせて拡張/縮小
角度補正により回転した画像に合わせカンバスサイズが変更されます。
画像部分は、そのまま切り抜きされず、回転により画像の隅が現カンバスの外側になった背景(白部分)が追加される様なイメージです。
②背景を削除するように切り抜く
角度補正により画像を回転・補正し、補正後の不要部分が削除されるイメージです。
カンバスサイズは小さくなります。
③オリジナルサイズに切り抜く
現カンバスサイズをそのまま維持し、回転によりカンバスの外側になった部分を削除するイメージです。
上記①および②の操作方法を説明します。
「①サイズに合わせて拡張/縮小」操作
角度補正(その1)
「②背景を削除するように切り抜く」操作
角度補正(その2)
角度補正(その1) サイズに合わせて拡張/縮小
1. 角度補正ツール・オプションの選択
ツールオプションバーから「サイズに合わせて拡大/縮小」を選択します。
次にチェック欄を設定します。
・「すべてのレイヤーを回転」をチェック
・「エッジを自動的に塗りつぶし」のチェックを外す
※エッジの塗りつぶしチェックは、補正にて背景(白色)部分が追加されますが、その部分を周りの画像データで塗りつか否かの指定です。
2. 角度補正の基準線
(1)角度補正の基準線の設定
角度補正のために新しい基準を決め、その基準に合わせドラッグ操作します。
サンプルでは、水平線(A点からB点)を新たな基準に決め、
Aからドラッグ開始し、Bでドラッグを終了します。
なお基準となる線がビルなどの垂直の場合、「CTRLキー」を押しながらドラッグします。
(2)角度補正 実施
基準線をドラッグ終了すると、画像が回転し補正されます。
画像回転により現カンバスサイズの外側になった部分をそのまま残し、
画像に合わせカンバスサイズが拡張されます。
サンプルでは、傾きが補正、背景(白色)部分が追加され、
画像解像度5184×3888pxから5450×4250pxに大きくなっています。
3.完成イメージ(角度補正 サイズに合わせて拡大/縮小)
水平線は水平だ~~!
※画像は縮小表示しています。
※当角度補正には、背景(白色)部分が残ります。
・わかり易くするために画像の周りを緑色の線で縁取りしています。
・好みに応じて トリミング できます。
4.取り消し/やり直しボタン
<タスクバー>
<メニューバー>
画像編集時の取り消し/やり直しの時には、タスクバーの「取り消し」/「やり直し」ボタンを使用します。
またメニューバーの「編集」、「取り消し」/「やり直し」の選択でも操作できます。
ショートカットもあります。
取り消し:Ctrl + Z
やり直し:Ctrl + Y
5. 画像ファイルの保存
ファイルの保存は、「ファイルを保存」を参照ください。
角度補正(その2) 背景領域を削除
1.角度補正ツール・オプションの選択
ツールオプションバーから「背景を削除するように切り抜く」を選択します。
次にチェック欄を設定します。
・「すべてのレイヤーを回転」をチェック
・「エッジを自動的に塗りつぶし」は選択できません。
2. 角度補正の基準線
(1)角度補正の基準線 設定
角度補正のために新しい基準を決め、その基準に合わせドラッグ操作します。
サンプルでは、水平線(A点からB点)を新たな基準に決め、
Aからドラッグ開始し、Bでドラッグを終了します。
なお基準となる線がビルなどの垂直の場合、「CTRLキー」を押しながらドラッグします。
(2)角度補正 実施
基準線をドラッグ終了すると、画像が回転し補正されます。
画像回転により補正後の不要部分が削除され、
カンバスサイズは縮小されます。
サンプルでは、傾きが補正され、画像解像度5184×3888pxから4789×3491pxに小さくなりました。
3.完成イメージ(角度補正 背景領域を削除)
おー 水平線は、やはり水平だ~~~!
※画像は縮小表示しています。
6. 画像ファイルの保存
ファイルの保存は、「ファイルを保存」を参照ください。