画像の大きなゴミの削除

画像が、表示されます。

サンプルでは、画像解像度 5184×3888pxの画像が、表示倍率11.5%で表示されています。
中央下にゴミらしきものがで表示されています。

太陽を背に撮影し、自分の陰が写っているようで、粗大ゴミです。
なおゴミ部分は、約600×400pxの大きさです。

ツールボックスから「修復ブラシツール」を選択します。

修復ブラシツールが、表示されていない場合、その関連ツールが表示されています。
そのツールを選択します。

＜関連ツール＞
①スポット修復ブラシツール
②修復ブラシツール

タスクバーから「ツールオプション」を押下し、「ツールオプションバー」を表示します。

ツールオプションバーの左端に関連ツールがあり、修復ブラシツールが選択されている事を確認／選択します。

修復ブラシツールのオプションを設定します。

ブラシの硬さは、輪郭のクッキリ度合いを設定します。
修復部分の図柄、色などにより硬さを調整します。

硬さ 100%のサンプル（サイズ 50px）であり、輪郭がクッキリします。
硬さの初期値は、100%です。

硬さ 40%のサンプル（サイズ 50px）であり、輪郭がボケて柔らかなイメージです。

ソースは、「サンプル」を選択します。

現画像のある部分を設定し、サンプルポイント（修復元の位置）として修復します。
サンプルポイントは、修復時操作にて設定します。

修復時のサンプルポイント（修復元の位置）の動きを設定します。

修復時のソースと修復部分の合成方法を設定します。
「通常」：修復部分にソースを重ねる
「置換え」：修復部分をソースで上書き

モードは、修復部分の図柄、色などにより設定します。

①修復元（画像）の適切な位置にポインター移動
②Altキー押下（し続ける）
③ポインター（Ａ）に変わる
④クリックし、その位置がサンプルポイントに設定
⑤ポインターが、〇表示に戻る

これでサンプルポイント（修復元の位置）が設定されました。

上記③のAltキー押下時（サンプルポイント設定時）のポインター表示です。

実際の修復操作時、サンプルポイント：修復元の位置のポインター表示

ゴミを削除します。
①修復先にポインターを移動
②〇に表示された、修復イメージを確認
③クリックし修復確定

上記操作にてゴミの一部が削除できました。
上記①～③を繰り返しゴミ削除します。

修復時、ゴミの背景と違和感が見られる様であれば、サンプルポイントの再設定は有効です。
またゴミの大きさによりブラシのサイズ見直し、硬さの変更なども有効です。

粗大ゴミが消えました。

画像編集時の取り消し／やり直しの時には、タスクバーの「取り消し」／「やり直し」ボタンを使用します。

またメニューバーの「編集」、「取り消し」／「やり直し」の選択でも操作できます。

ショートカットもあります。
取り消し：Ctrl　＋　Z
やり直し：Ctrl　＋　Y